0:switch
1:bg52
2:bg50_a
3:たどりついた場所は草津温泉……、のはずなん
4:だけど。
5:…………。
6:ここは本当に草津温泉? ……っていうか日本?
7:なんだか不安になってきた……。
8:自分だけここで待っているように言われて、1
9:人で待たされることになったけど……。
10:先輩たちは何をしているんだろう?
11:……もしかして、知らない間にアマゾンの奥地
12:にでも連れてこられたのかも。
13:見渡す限り、まわりにはジャングル。
14:bg48_a
15:目の前には温泉と言うより、巨大プール。
16:いや、巨大プールというより、人工海岸だ。
17:……入ってるの全部お湯だけど。
18:bg50_a
19:tamaki_c
20:tamaki_c
21:tamaki_c
22:環
Tamaki
23:「ハルヒ~、またせたな!」
24:やっと環先輩が走りよってきた。
25:tamaki_c
26:kaoru_c
27:kaoru_c
28:kaoru_c
29:hikaru_c
30:hikaru_c
31:hikaru_c
32:光
Hikaru
33:「どう、この水着?」
34:馨
Kaoru
35:「似合う?」
36:ハルヒ
Haruhi
37:「…………」
38:kaoru_c
39:hikaru_c
40:次々と、水着になって現れる。
41:ハルヒ
Haruhi
42:「それよりも、ここが何なのかがわからないん
43:ですけど。温泉……、ですよね?」
44:指定された草津の【スパリゾート・フェニック
45:ス】は、その名前の通りの立派な建物だった。
46:全天候型のまさにリゾート。
47:ホントに草津温泉なの? と言いたくなるよう
48:な豪華な施設で、なんだかもう、これって……。
49:まるで、本物の熱帯の密林にいる気分。
50:switch
51:……本物の熱帯の密林には、温泉も湯気もない
52:だろうけど。
53:確かに入り口を通って建物のなかに入ったし、
54:見上げれば天井もある。
55:でも、これって、草津の温泉には見えない。
56:屋内プールと呼ぶにはスケールが大きすぎる。
57:b-kyouya_c1
58:b-kyouya_c1
59:b-kyouya_c1
60:鏡夜
Kyoya
61:「れっきとした温泉だ。今は整備点検中で無人
62:だが、特別に入れてもらえるよう交渉してきた」
63:ハルヒ
Haruhi
64:「交渉って……?」
65:b-kyouya_c1
66:b-kyouya_c3
67:b-kyouya_c3
68:b-kyouya_c3
69:eye
70:鏡夜
Kyoya
71:「気にする必要はない」
72:ううっ、なんだか考えるのが怖い……。
73:b-kyouya_c3
74:b-mitukuni_c3
75:b-mitukuni_c3
76:b-mitukuni_c3
77:big_hani1
78:光邦
Mitsukuni
79:「うん! わ~い、貸し切り貸し切り~」
80:b-mitukuni_c3
81:b-kyouya_c2
82:b-kyouya_c2
83:b-kyouya_c2
84:鏡夜
Kyoya
85:「交渉の際に聞いてみたが、今日は俺たち以外
86:に出入りする者はいなかったようだ」
87:b-kyouya_c2
88:b-tamaki_c1
89:b-tamaki_c1
90:b-tamaki_c1
91:環
Tamaki
92:「ふむ。少なくとも、誰かが隠れているとする
93:なら、前日からか……」
94:ハルヒ
Haruhi
95:「けっこう暑いのに、ずーっとここに、です
96:か?」
97:b-tamaki_c1
98:b-tamaki_c2
99:b-tamaki_c2
100:b-tamaki_c2
101:eye
102:環
Tamaki
103:「そうだ……、蘭花さんは、こんな暑いところ
104:に幽閉されている……!」
105:#Color[7]#Scale[1.8]ただ今の気温 29℃
106:b-tamaki_c2
107:b-tamaki_c3
108:b-tamaki_c3
109:b-tamaki_c3
110:環
Tamaki
111:「皆の衆! 一刻もはやく蘭花さんを悪の魔の
112:手から救い出し、父の安否を気づかうハルヒを
113:安心させてあげるのだ!」
114:ハルヒ
Haruhi
115:「心配も不安も何も……」
116:みんな
Everyone
117:「お──っ!」
118:b-tamaki_c3
119:ハルヒ
Haruhi
120:「はあ……」
121:みんなが盛り上がってるのに水をさすのも悪い
122:から何も言えないけど……。
123:b-tamaki_c2
124:b-tamaki_c2
125:b-tamaki_c2
126:環
Tamaki
127:「どうしたんだ? ハルヒ。ため息なんかつい
128:て」
129:switch
130:ハルヒ
Haruhi
131:「いえ、何でも……」
132:b-tamaki_c2
133:b-kaoru_c2
134:b-kaoru_c2
135:b-kaoru_c2
136:b-hikaru_c1
137:b-hikaru_c1
138:b-hikaru_c1
139:光&馨
Hikaru & Kaoru
140:「ターイム!」
141:ハルヒ
Haruhi
142:「何、2人とも?」
143:b-hikaru_c1
144:b-hikaru_c3
145:b-hikaru_c3
146:b-hikaru_c3
147:光
Hikaru
148:「僕たちだけ水着で、ハルヒが水着じゃないの
149:は……」
150:b-kaoru_c2
151:b-kaoru_c3
152:b-kaoru_c3
153:b-kaoru_c3
154:馨
Kaoru
155:「納得いきませーん!」
156:ハルヒ
Haruhi
157:「……いや、べつに遊びに来てるんじゃないん
158:だし」
159:b-kaoru_c3
160:b-hikaru_c3
161:b-mitukuni_c1
162:b-mitukuni_c1
163:b-mitukuni_c1
164:big_hani1
165:光邦
Mitsukuni
166:「わ~、僕もハルちゃんの水着見た~い」
167:b-mitukuni_c1
168:mitukuni_c
169:mitukuni_c
170:mitukuni_c
171:takashi_c
172:takashi_c
173:takashi_c
174:崇
Takashi
175:「待て、光邦……」
176:mitukuni_c
177:光邦
Mitsukuni
178:「崇は見たくないの?」
179:takashi_c
180:yama_l
181:崇
Takashi
182:「……………………あ、……いや」
183:mitukuni_c
184:takashi_c
185:b-tamaki_c3
186:b-tamaki_c3
187:b-tamaki_c3
188:環
Tamaki
189:「まて! お父さんは反対だぞ! 嫁入り前の
190:娘が、やわ肌をさらすなど断じて!」
191:ハルヒ
Haruhi
192:「確かに着替えたほうがいいかもしれませんね」
193:b-tamaki_c3
194:yama_r
195:あ、でも水着なんか……。
196:b-tamaki_c3
197:b-kaoru_c1
198:b-kaoru_c1
199:b-kaoru_c1
200:b-hikaru_c2
201:b-hikaru_c2
202:b-hikaru_c2
203:光&馨
Hikaru & Kaoru
204:「はい、どーぞ」
205:……用意してたんだ。
206:ハルヒ
Haruhi
207:「じゃあ、着替えてきます」
208:switch
209:b-kaoru_c1
210:b-hikaru_c2
211:kaoru_c
212:kaoru_c
213:kaoru_c
214:hikaru_c
215:hikaru_c
216:hikaru_c
217:mitukuni_c
218:mitukuni_c
219:mitukuni_c
220:みんな
Everyone
221:「いってらっしゃーい」
222:kaoru_c
223:hikaru_c
224:mitukuni_c
225:tamaki_c
226:tamaki_c
227:tamaki_c
228:yama_r
229:環
Tamaki
230:「ハ、ハルヒ~、ダメだあ……。お父さんは、
231:お父さんは……」
232:tamaki_c
233:…………。
234:ハルヒ
Haruhi
235:「おまたせしました」
236:b-kaoru_c2
237:b-kaoru_c2
238:b-kaoru_c2
239:b-hikaru_c1
240:b-hikaru_c1
241:b-hikaru_c1
242:bou_l
243:bou_r
244:光&馨
Hikaru & Kaoru
245:「ナイス~!」
246:b-kaoru_c2
247:b-hikaru_c1
248:b-mitukuni_c3
249:b-mitukuni_c3
250:b-mitukuni_c3
251:big_hani1
252:光邦
Mitsukuni
253:「わあ、ハルちゃん、かわいい~!」
254:b-mitukuni_c3
255:b-takashi_c2
256:b-takashi_c2
257:b-takashi_c2
258:崇
Takashi
259:「……ああ」
260:b-takashi_c2
261:b-tamaki_c2
262:b-tamaki_c2
263:b-tamaki_c2
264:環
Tamaki
265:「…………」
266:b-tamaki_c2
267:kyouya_c
268:kyouya_c
269:kyouya_c
270:鏡夜
Kyoya
271:「どうしたんだ、環」
272:b-tamaki_c2
273:tamaki_c
274:tamaki_c
275:tamaki_c
276:yama_l
277:環
Tamaki
278:「あ、あ、いや、そのっ……」
279:ハルヒ
Haruhi
280:「やっぱり自分、こういった水着は似合いませ
281:んね」
282:kyouya_c
283:kaoru_c
284:kaoru_c
285:kaoru_c
286:馨
Kaoru
287:「そんなことないって、似合ってるよ」
288:ハルヒ
Haruhi
289:「そうかなあ?」
290:tamaki_c
291:heart_r
292:環
Tamaki
293:「うんうん!!」
294:tamaki_c
295:kaoru_c
296:kaoru_c
297:hikaru_c
298:hikaru_c
299:hikaru_c
300:hirameki_r
301:光
Hikaru
302:「ねえ、せっかくだから、みんなで記念撮影し
303:ない?」
304:switch
305:tamaki_c
306:bikkuri2_r
307:環
Tamaki
308:「……なにィ!」
309:なぜか環先輩は、今度は急に怒り始めた。
310:tamaki_c
311:ikari
312:環
Tamaki
313:「駄目だ! 写真は許しません!」
314:kaoru_c
315:hikaru_c
316:馨
Kaoru
317:「ま~た、殿は独占欲が強いんだから」
318:光
Hikaru
319:「案外ムッツリだよねえ?」
320:ハルヒ
Haruhi
321:「いいですよ。減るもんじゃないですし」
322:tamaki_c
323:yama_r
324:環
Tamaki
325:「減るの! 減っちゃうんだってば!!」
326:……何が減るんだか。
327:tamaki_c
328:kaoru_c
329:hikaru_c
330:b-mitukuni_c1
331:b-mitukuni_c1
332:b-mitukuni_c1
333:光邦
Mitsukuni
334:「え~と、じゃあハルちゃんは真ん中ね! 僕、
335:お隣がいいな!」
336:b-mitukuni_c1
337:b-tamaki_c3
338:b-tamaki_c3
339:b-tamaki_c3
340:環
Tamaki
341:「くっ……! 反対側のお隣は、俺だ!」
342:b-tamaki_c3
343:kaoru_c
344:kaoru_c
345:kaoru_c
346:hikaru_c
347:hikaru_c
348:hikaru_c
349:yama_l
350:yama_r
351:光&馨
Hikaru & Kaoru
352:「あっ、ずるい!」
353:hikaru_c
354:光
Hikaru
355:「僕らがセッティングしてる間に!」
356:kaoru_c
357:馨
Kaoru
358:「タイマーセット! 急いで光っ!」
359:kaoru_c
360:hikaru_c
361:馨が手を離した瞬間、カメラが傾いた。
362:ハルヒ
Haruhi
363:「あ。カメラ……」
364:カシャ!
365:……ガシャン!!
366:b-kaoru_c3
367:b-kaoru_c3
368:b-kaoru_c3
369:b-hikaru_c3
370:b-hikaru_c3
371:b-hikaru_c3
372:光&馨
Hikaru & Kaoru
373:「ええっ!?」
374:switch
375:b-kaoru_c3
376:b-hikaru_c3
377:ev7030
378:液晶画面には、最後に撮れた画像が映っている
379:けど……。
380:レンズのところが……。
381:光
Hikaru
382:「あーあ……」
383:馨
Kaoru
384:「完全に壊れてるね」
385:環
Tamaki
386:「日頃の行いが悪いからだな」
387:光&馨
Hikaru & Kaoru
388:「殿にだけは言われたくないでーす!」
389:光邦
Mitsukuni
390:「壊れちゃったからしょうがないけど、
391:残念だねえ」
392:自分は別に、残念じゃないんですけど。
393:switch
394:sure2
395:switch
396:bg50_a
397:b-tamaki_c1
398:b-tamaki_c1
399:b-tamaki_c1
400:環
Tamaki
401:「皆の衆、遊びはここまでだ。これからだ
402:が――」
403:b-tamaki_c1
404:b-kyouya_c2
405:b-kyouya_c2
406:b-kyouya_c2
407:鏡夜
Kyoya
408:「場所はここで間違いないとして、相変わらず
409:交換条件や身代金の指定もないな」
410:b-kyouya_c2
411:b-mitukuni_c2
412:b-mitukuni_c2
413:b-mitukuni_c2
414:光邦
Mitsukuni
415:「日にちも書いてないしねえ」
416:ハルヒ
Haruhi
417:「……そんな脅迫状ってあるんですかね?」
418:b-mitukuni_c2
419:b-takashi_c2
420:b-takashi_c2
421:b-takashi_c2
422:崇
Takashi
423:「何か仕掛けがあるかもしれない……」
424:b-takashi_c2
425:b-tamaki_c2
426:b-tamaki_c2
427:b-tamaki_c2
428:環
Tamaki
429:「そうだな。まずは手わけして、蘭花さんを捜
430:すとしようか。チーム分けはどうする?」
431:b-tamaki_c2
432:b-hikaru_c2
433:b-hikaru_c2
434:b-hikaru_c2
435:光
Hikaru
436:「はーい、学年ごとにチームを組むのが良いと
437:思いまーす!」
438:b-hikaru_c2
439:b-tamaki_c1
440:b-tamaki_c1
441:b-tamaki_c1
442:hirameki_r
443:環
Tamaki
444:「なるほど、ちょうど2人ずつ組になれるしな」
445:ハルヒ
Haruhi
446:「じゃあ自分は……」
447:光と馨のところになるのかな。同じ学年だし。
448:b-tamaki_c1
449:b-kyouya_c2
450:b-kyouya_c2
451:b-kyouya_c2
452:鏡夜
Kyoya
453:「ハルヒは、好きなチームを選んでかまわない
454:ぞ」
455:b-kyouya_c2
456:b-tamaki_c3
457:b-tamaki_c3
458:b-tamaki_c3
459:kira
460:heart_r
461:環
Tamaki
462:「では、お父さんと一緒に!」
463:b-tamaki_c3
464:kaoru_c
465:kaoru_c
466:kaoru_c
467:hikaru_c
468:hikaru_c
469:hikaru_c
470:光
Hikaru
471:「ハルヒ、殿のチームだけはやめときなって」
472:馨
Kaoru
473:「そうそう。僕らのところにおいでよ」
474:kaoru_c
475:hikaru_c
476:mitukuni_c
477:mitukuni_c
478:mitukuni_c
479:takashi_c
480:takashi_c
481:takashi_c
482:hani1
483:光邦
Mitsukuni
484:「ハルちゃんと一緒だったら楽しいな~! 
485:ねっ、崇」
486:takashi_c
487:崇
Takashi
488:「……ああ、そうだな」
489:mitukuni_c
490:takashi_c
491:どうしようかな……?
492:環先輩、鏡夜先輩と
493:光、馨と
494:ハニー先輩、モリ先輩と
495:switch
496:select
497:switch
498:sure3
499:switch
500:sure4
501:switch
502:sure5
503:switch
504:環
Tamaki
505:鏡夜
Kyoya
506:f2-6-10
507:ハルヒ
Haruhi
508:「じゃあ、環先輩たちと一緒に行きます」
509:b-tamaki_c3
510:b-tamaki_c3
511:b-tamaki_c3
512:im01
513:heart_r
514:effect1
515:環
Tamaki
516:「ああ、ハルヒ……! これでお父さんとずっ
517:と一緒だよ!」
518:bg50_a
519:b-tamaki_c3
520:hikaru_c
521:hikaru_c
522:hikaru_c
523:光
Hikaru
524:「僕らと一緒のほうが楽しいのに」
525:hikaru_c
526:b-tamaki_c3
527:ハルヒ
Haruhi
528:「鏡夜先輩と一緒なら、心強いですし」
529:b-kyouya_c2
530:b-kyouya_c2
531:b-kyouya_c2
532:effect1
533:鏡夜
Kyoya
534:「そうか」
535:tamaki_c
536:tamaki_c
537:tamaki_c
538:bikkuri2_r
539:環
Tamaki
540:「なにーーッ!」
541:kaoru_c
542:kaoru_c
543:kaoru_c
544:馨
Kaoru
545:「しかたないかな……」
546:tamaki_c
547:b-kyouya_c2
548:kaoru_c
549:b-tamaki_c1
550:b-tamaki_c1
551:b-tamaki_c1
552:環
Tamaki
553:「っ! いいかハルヒ! お父さんは何として
554:もこの父が捜し出してみせる! だから安心し
555:て、お父さんについて来るんだ。行くぞーっ!」
556:b-tamaki_c1
557:言うが早いか、1人で走っていってしまっ
558:た……。
559:ハルヒ
Haruhi
560:「……いや、お父さんお父さんってわけがわか
561:らないですし」
562:b-kyouya_c2
563:b-kyouya_c2
564:b-kyouya_c2
565:鏡夜
Kyoya
566:「あいつは……、いったいどこに行く気なんだ
567:か」
568:b-kyouya_c2
569:b-kyouya_c1
570:b-kyouya_c1
571:b-kyouya_c1
572:鏡夜先輩と2人で、走っていく環先輩を見てい
573:ると――、あ、戻ってきた。
574:b-kyouya_c1
575:kyouya_c
576:kyouya_c
577:kyouya_c
578:tamaki_c
579:tamaki_c
580:tamaki_c
581:環
Tamaki
582:「……えっと、どこに行けばいいんだっけ?」
583:……選択、まちがえたかな?
584:tamaki_c
585:kyouya_c
586:switch
587:sure6
588:switch
589:光
Hikaru
590:馨
Kaoru
591:f2-6-30
592:ハルヒ
Haruhi
593:「じゃあ、光と馨のところにしようかな」
594:b-kaoru_c2
595:b-kaoru_c2
596:b-kaoru_c2
597:b-hikaru_c1
598:b-hikaru_c1
599:b-hikaru_c1
600:effect1
601:effect1
602:光&馨
Hikaru & Kaoru
603:「わかってるじゃん、ハルヒも」
604:b-kaoru_c2
605:b-hikaru_c1
606:tamaki_c
607:tamaki_c
608:tamaki_c
609:yama_r
610:環
Tamaki
611:「…………」
612:tamaki_c
613:b-kaoru_c1
614:b-kaoru_c1
615:b-kaoru_c1
616:b-hikaru_c2
617:b-hikaru_c2
618:b-hikaru_c2
619:光
Hikaru
620:「やっぱり僕らと一緒がいいよね~」
621:馨
Kaoru
622:「殿は放っといて、仲良く捜そうね~」
623:b-kaoru_c1
624:b-hikaru_c2
625:b-tamaki_c3
626:b-tamaki_c3
627:b-tamaki_c3
628:環
Tamaki
629:「ハルヒ! こんないかがわしい双子と一緒に
630:行くんじゃありません!」
631:b-tamaki_c3
632:kyouya_c
633:kyouya_c
634:kyouya_c
635:鏡夜
Kyoya
636:「環、いいから諦めろ」
637:ハルヒ
Haruhi
638:「そっちはよろしくお願いします、鏡夜先輩」
639:b-tamaki_c3
640:tamaki_c
641:tamaki_c
642:tamaki_c
643:kyouya_c
644:tamaki_c
645:tamaki_c
646:tamaki_c
647:tamaki_c
648:環
Tamaki
649:「うわーーーん! ハルヒーー!」
650:tamaki_c
651:kyouya_c
652:チーム分けなんだから、しょうがないのに……。
653:switch
654:sure6
655:switch
656:光邦
Mitsukuni
657:崇
Takashi
658:f2-6-50
659:ハルヒ
Haruhi
660:「じゃあ、ハニー先輩たちのチームで」
661:b-mitukuni_c1
662:b-mitukuni_c1
663:b-mitukuni_c1
664:effect1
665:光邦
Mitsukuni
666:「わ~い! ハ~ルちゃんと一緒~♪」
667:b-mitukuni_c1
668:b-takashi_c2
669:b-takashi_c2
670:b-takashi_c2
671:effect1
672:崇
Takashi
673:「…………」
674:b-takashi_c2
675:tamaki_c
676:tamaki_c
677:tamaki_c
678:環
Tamaki
679:「そ、そんな~」
680:tamaki_c
681:kaoru_c
682:kaoru_c
683:kaoru_c
684:hikaru_c
685:hikaru_c
686:hikaru_c
687:光
Hikaru
688:「あ~あ……」
689:馨
Kaoru
690:「つまんないの」
691:kaoru_c
692:hikaru_c
693:mitukuni_c
694:mitukuni_c
695:mitukuni_c
696:takashi_c
697:takashi_c
698:takashi_c
699:光邦
Mitsukuni
700:「ハルちゃんハルちゃん、ぜったい、蘭花さん
701:を見つけ出そうね」
702:ハルヒ
Haruhi
703:「見つかればいいんですけどね……」
704:まあ、この2人と一緒なら、何が起きても大丈
705:夫、かな……?
706:mitukuni_c
707:takashi_c
708:switch
709:sure6
710:switch
711:tamaki_c
712:tamaki_c
713:tamaki_c
714:環
Tamaki
715:「よーし、簡単に打ち合わせるぞ。この先は大
716:きく3つのルートにわかれている。チームごと
717:にわかれよう」
718:tamaki_c
719:kaoru_c
720:kaoru_c
721:kaoru_c
722:hikaru_c
723:hikaru_c
724:hikaru_c
725:光
Hikaru
726:「じゃ、僕たちはこっち」
727:kaoru_c
728:hikaru_c
729:mitukuni_c
730:mitukuni_c
731:mitukuni_c
732:takashi_c
733:takashi_c
734:takashi_c
735:光邦
Mitsukuni
736:「僕らはこっちだね」
737:mitukuni_c
738:takashi_c
739:tamaki_c
740:tamaki_c
741:tamaki_c
742:kyouya_c
743:kyouya_c
744:kyouya_c
745:環
Tamaki
746:「では、残ったルートは俺と鏡夜で行く。何も
747:見つからなくても、夕刻にはここで合流するこ
748:と。いいな?」
749:tamaki_c
750:kyouya_c
751:kaoru_c
752:kaoru_c
753:kaoru_c
754:hikaru_c
755:hikaru_c
756:hikaru_c
757:光&馨
Hikaru & Kaoru
758:「イエッサー!」
759:kaoru_c
760:hikaru_c
761:mitukuni_c
762:mitukuni_c
763:mitukuni_c
764:takashi_c
765:takashi_c
766:takashi_c
767:光邦
Mitsukuni
768:「いえっさー!」
769:崇
Takashi
770:「……」
771:mitukuni_c
772:takashi_c
773:ハルヒ
Haruhi
774:「それじゃ、行きましょうか」
775:この広大なジャングル温泉のどこかに、お父さ
776:んはいるのかなあ……。
777:f2-6-10
778:switch
779:sure7
780:f2-6-30
781:switch
782:sure13
783:switch
784:sure19
785:switch
786:bg51_a
787:…………。
788:ハルヒ
Haruhi
789:「……誰もいないですね」
790:b-kyouya_c2
791:b-kyouya_c2
792:b-kyouya_c2
793:鏡夜
Kyoya
794:「貸し切りだからな」
795:b-kyouya_c2
796:b-tamaki_c2
797:b-tamaki_c2
798:b-tamaki_c2
799:環
Tamaki
800:「ほお~、これが温泉というものか……」
801:ハルヒ
Haruhi
802:「確実に違います」
803:b-tamaki_c2
804:それにしても、何なんだろう。
805:こんな広大な施設のなかに、熱帯の林。お湯こ
806:そ、確かに草津のお湯を引いてきた物なんだろ
807:うけど……。
808:ハルヒ
Haruhi
809:「この施設だと、わざわざ草津に来た意味がな
810:いですねえ」
811:b-kyouya_c1
812:b-kyouya_c1
813:b-kyouya_c1
814:鏡夜
Kyoya
815:「まあ、そうかもしれないな」
816:b-kyouya_c1
817:tamaki_c
818:tamaki_c
819:tamaki_c
820:bikkuri1_r
821:環
Tamaki
822:「おお! あれはなんだ!?」
823:tamaki_c
824:b-kyouya_c1
825:ハルヒ
Haruhi
826:「子どもは喜びそうですけどね」
827:b-kyouya_c1
828:鏡夜
Kyoya
829:「確かにな」
830:b-kyouya_c1
831:環先輩は会話が聞こえていないのか気にしてい
832:ないのか、そのまま楽しそうに探索を続けてい
833:る。
834:b-tamaki_c2
835:b-tamaki_c2
836:b-tamaki_c2
837:環
Tamaki
838:「むー、何か手がかりはないものか……。お?
839:おおっ!?」
840:b-tamaki_c2
841:b-tamaki_c3
842:b-tamaki_c3
843:b-tamaki_c3
844:kira
845:環
Tamaki
846:「ハルヒ、見てごらん! 南国の鳥さんが飛ん
847:でいったよ!」
848:……はあ。この調子で大丈夫なのかな。
849:b-tamaki_c3
850:環先輩は、密林のそこかしこに首を突っ込んで
851:は、目まぐるしく走り回っている。本当に子ど
852:もみたいな人だ。
853:鏡夜先輩はそんな環先輩を冷静に見つめながら、
854:自分の横を歩いている。
855:これだけ性格正反対の2人の関係が、どうもい
856:まだにピンとこない。
857:いったい、先輩たちはどうしてホスト部なんて
858:作ったのかな?
859:b-kyouya_c2
860:b-kyouya_c2
861:b-kyouya_c2
862:鏡夜
Kyoya
863:「何ボーッとしているんだ、ハルヒ」
864:switch
865:ハルヒ
Haruhi
866:「いえ、ただ……、どうして『ホスト部』なん
867:て作ったんだろうって、なんとなく」
868:b-kyouya_c2
869:鏡夜
Kyoya
870:「前にも同じことを聞いてきたな」
871:b-kyouya_c2
872:21
873:b-kyouya_c1
874:b-kyouya_c1
875:b-kyouya_c1
876:鏡夜
Kyoya
877:「今考えることでもないんじゃないか?」
878:ハルヒ
Haruhi
879:「そうですよね……」
880:気のせいか、鏡夜先輩が少しだけ笑ったような
881:気がした。
882:b-kyouya_c1
883:b-kyouya_c3
884:b-kyouya_c3
885:b-kyouya_c3
886:鏡夜
Kyoya
887:「……あのバカをしっかり見ておかないと、ど
888:んな暴走をされるかわからないからな」
889:b-kyouya_c3
890:tamaki_c
891:tamaki_c
892:tamaki_c
893:環
Tamaki
894:「ん? 呼んだかにゃ?」
895:b-kyouya_c3
896:kyouya_c
897:kyouya_c
898:kyouya_c
899:鏡夜
Kyoya
900:「いや、気のせいだ」
901:この先輩たちのやりとりは、まるで夫婦漫才だ。
902:自分にはよくわからないけど、それだけ息の合
903:うコンビなのだろう。
904:tamaki_c
905:kyouya_c
906:ハルヒ
Haruhi
907:「あ……、別れ道ですよ、先輩」
908:歩いていると、この先に進む道は2つにわかれ
909:ている。
910:片方は小さなプールのほうに、もう片方はその
911:ままジャングルのほうにのびている。
912:小さなプールのほうに
913:ジャングルのほうに
914:switch
915:select
916:switch
917:sure8
918:switch
919:sure9
920:switch
921:f2-6-12
922:グラフキャラ
923:ハルヒ
Haruhi
924:「プールのほうが安全そうですね」
925:b-kyouya_c1
926:b-kyouya_c1
927:b-kyouya_c1
928:鏡夜
Kyoya
929:「そうだな」
930:b-kyouya_c1
931:不安定な足元を用心深く進む。ちょっと油断す
932:ると、すべって転びそうだ。
933:ハルヒ
Haruhi
934:「……あ」
935:あれ?
936:密林をかきわけると、目の前に小さなプールが
937:見えてくる。プールからは何かがパシャパシャ
938:と泳ぐ音が。
939:何かって──?
940:bg55_a
941:ハルヒ
Haruhi
942:「わ……」
943:bg56_a
944:ワニ!? 大きな水音を立てて、クワっと口を
945:開いてワニが自分のほうへ飛び出した――。
946:環
Tamaki
947:「ハルヒーっ!!」
948:ev1030
949:一瞬、何が起きたのかわからなかった。
950:それから少しして、環先輩が自分を助けてくれ
951:たんだと理解できた。
952:ハルヒ
Haruhi
953:「……環……、先輩?」
954:環
Tamaki
955:「大丈夫か、ハルヒ!」
956:ハルヒ
Haruhi
957:「……ちょっと痛いです」
958:環
Tamaki
959:「えっ! あっ!」
960:bg51_a
961:自分をあわてて離す先輩に、どうお礼を言おう
962:か、しばらく混乱したままボーっとしていた。
963:b-tamaki_c1
964:b-tamaki_c1
965:b-tamaki_c1
966:ハルヒ
Haruhi
967:「……さっきの先輩、ちょっとだけかっこ良かっ
968:たですよ」
969:b-tamaki_c1
970:b-tamaki_c2
971:b-tamaki_c2
972:b-tamaki_c2
973:環
Tamaki
974:「そ、そうか……」
975:switch
976:b-tamaki_c2
977:b-kyouya_c3
978:b-kyouya_c3
979:b-kyouya_c3
980:鏡夜
Kyoya
981:「おい! 大丈夫か?」
982:ハルヒ
Haruhi
983:「自分は平気です。環先輩が助けてくれました
984:から」
985:なんだってこんなところにワニが……。
986:b-kyouya_c3
987:b-kyouya_c2
988:b-kyouya_c2
989:b-kyouya_c2
990:鏡夜
Kyoya
991:「ワニの放し飼いはきわめて危険、ということ
992:だな」
993:ハルヒ
Haruhi
994:「危険かどうか以前に、放し飼いにする動物じゃ
995:ないと思いますよ……」
996:やっぱり、微妙なところで鏡夜先輩も環先輩に
997:負けず劣らず、常識がズレてると思う……。
998:b-kyouya_c2
999:switch
1000:sure10
1001:switch
1002:bg57_a
1003:…………。
1004:ハルヒ
Haruhi
1005:「……こっちのほうに何かあるような気がしま
1006:すね」
1007:何か、気配というか……。何だろう?
1008:うっそうと木の生い茂ったジャングルをゆっく
1009:りと歩いていく。
1010:ざわざわと木々がゆれる音、横を流れる小川の
1011:ようなプールの水音、変な鳥の鳴き声が響く。
1012:ふと川の先を見ると、何かが動いている。
1013:何かって――。
1014:bg55_a
1015:ハルヒ
Haruhi
1016:「わ……」
1017:bg56_a
1018:バシャッ!!
1019:ワニ!? 大きな水音を立て、クワっと口を
1020:開きながら、ワニが水面を飛び跳ねている。
1021:bg57_a
1022:b-tamaki_c3
1023:b-tamaki_c3
1024:b-tamaki_c3
1025:yama_r
1026:環
Tamaki
1027:「なっ! ワニ!?」
1028:b-tamaki_c3
1029:b-kyouya_c2
1030:b-kyouya_c2
1031:b-kyouya_c2
1032:鏡夜
Kyoya
1033:「ワニの放し飼いはきわめて危険、ということ
1034:だな」
1035:ハルヒ
Haruhi
1036:「危険かどうか以前に、放し飼いにする動物じゃ
1037:ないと思いますよ……」
1038:やっぱり、微妙なところで鏡夜先輩も環先輩に
1039:負けず劣らず、常識がズレてると思う……。
1040:b-kyouya_c2
1041:switch
1042:sure10
1043:switch
1044:bg47_a
1045:ハルヒ
Haruhi
1046:「はあ……、手がかりも見つからないし」
1047:その上、誰もいない。……これじゃ情報収集も
1048:できやしない。
1049:b-kyouya_c1
1050:b-kyouya_c1
1051:b-kyouya_c1
1052:鏡夜
Kyoya
1053:「まあ、こんな事だろうとは、思ったがな」
1054:b-kyouya_c1
1055:ガサッ。
1056:なんだろう? 何か動いたみたいだけど……。
1057:まさか、また……!?
1058:kaoru_c
1059:kaoru_c
1060:kaoru_c
1061:hikaru_c
1062:hikaru_c
1063:hikaru_c
1064:bou_l
1065:bou_r
1066:光&馨
Hikaru & Kaoru
1067:「あー、殿だ」
1068:kaoru_c
1069:hikaru_c
1070:tamaki_c
1071:tamaki_c
1072:tamaki_c
1073:環
Tamaki
1074:「おまえらか」
1075:tamaki_c
1076:kaoru_c
1077:馨
Kaoru
1078:「ふ~ん。向こうの道と合流してたんだ」
1079:hikaru_c
1080:光
Hikaru
1081:「ねーねーハルヒ。こっちゼンゼンつまんない。
1082:そっちはどう?」
1083:ハルヒ
Haruhi
1084:「こっちも収穫ナシだよ」
1085:kaoru_c
1086:hikaru_c
1087:光&馨
Hikaru & Kaoru
1088:「本当にここで合ってるワケ~?」
1089:確かにここって書かれてたから、間違いないと
1090:は思うけど……。
1091:tamaki_c
1092:環
Tamaki
1093:「まだ全部確認していないだろう。とにかく、
1094:一通り見て回るのだ!」
1095:tamaki_c
1096:kaoru_c
1097:hikaru_c
1098:hikaru_c
1099:光
Hikaru
1100:「はーい」
1101:kaoru_c
1102:馨
Kaoru
1103:「じゃ、まったね~」
1104:kaoru_c
1105:hikaru_c
1106:光たちは、またジャングルのなかに消えていっ
1107:た。
1108:switch
1109:b-tamaki_c1
1110:b-tamaki_c1
1111:b-tamaki_c1
1112:環
Tamaki
1113:「俺たちも捜すぞ! あいつらにだけは先をこ
1114:させん!」
1115:……そんなところで対抗意識を燃やさなくても。
1116:b-tamaki_c1
1117:f2-6-12
1118:switch
1119:sure12
1120:switch
1121:sure11
1122:switch
1123:f2-6-15
1124:グラフキャラ
1125:bg57_a
1126:ガサッ。
1127:b-tamaki_c2
1128:b-tamaki_c2
1129:b-tamaki_c2
1130:環
Tamaki
1131:「さ、かわいいハルヒの肌に傷がついたりしな
1132:いように、お父さんが盾になろう」
1133:そう言って、環先輩が体を張って前を進んでい
1134:る。
1135:b-tamaki_c2
1136:b-tamaki_c1
1137:b-tamaki_c1
1138:b-tamaki_c1
1139:環
Tamaki
1140:「やはり、ハルヒが水着に着替えたのは間違い
1141:だったんだ……」
1142:ハルヒ
Haruhi
1143:「自分は大丈夫です。少々スリ傷ができたくら
1144:いで……」
1145:b-tamaki_c1
1146:環
Tamaki
1147:「だめ! 鏡夜もハルヒが傷つかないように気
1148:をつけてくれ」
1149:b-tamaki_c1
1150:ガサッ。
1151:いきなり、脇道から何かが飛び出した。
1152:茂みからちょうど顔を出した生き物と、思いっ
1153:きり目が合う。
1154:――ワニ!?
1155:ハルヒ
Haruhi
1156:「何でこんなところに……」
1157:……。
1158:ここは刺激しないように、ゆっくり離れたほう
1159:が……、いいんだよね。
1160:とにかく落ち着いて、1歩ずつ後ろに――。
1161:ハルヒ
Haruhi
1162:「…………あっ!?」
1163:何かが、がしっと自分を抱きとめた。
1164:ev2030
1165:ハルヒ
Haruhi
1166:「……鏡夜先輩?」
1167:鏡夜
Kyoya
1168:「大丈夫か、ハルヒ」
1169:ハルヒ
Haruhi
1170:「逃げたほうがいいんじゃないですか」
1171:switch
1172:鏡夜先輩は、ワニをにらんだまま、自分をかば
1173:うように前に立っている。
1174:鏡夜
Kyoya
1175:「短距離なら、おまえが思っている以上に素早
1176:いぞ。背を見せるのは危険だ」
1177:環先輩も真剣な顔で、じっと動けないでいる。
1178:…………。
1179:……。
1180:しばらくにらみあって、ワニはのっそりと水路
1181:へ消えて行った。
1182:bg57_a
1183:ふう……。
1184:b-tamaki_c3
1185:b-tamaki_c3
1186:b-tamaki_c3
1187:環
Tamaki
1188:「助かった……。やっぱり、ワニも鏡夜は恐かっ
1189:たようだな」
1190:b-tamaki_c3
1191:tamaki_c
1192:tamaki_c
1193:tamaki_c
1194:kyouya_c
1195:kyouya_c
1196:kyouya_c
1197:鏡夜
Kyoya
1198:「……次は、お前をエサにして逃げることにし
1199:よう」
1200:tamaki_c
1201:yama_r
1202:環
Tamaki
1203:「…………」
1204:tamaki_c
1205:kyouya_c
1206:b-kyouya_c1
1207:b-kyouya_c1
1208:b-kyouya_c1
1209:ハルヒ
Haruhi
1210:「……あの」
1211:b-kyouya_c1
1212:鏡夜
Kyoya
1213:「お前が怪我でもしたら、蘭花さんに会わせる
1214:顔がないからな」
1215:ハルヒ
Haruhi
1216:「ありがとうございます……」
1217:b-kyouya_c1
1218:kira
1219:鏡夜
Kyoya
1220:「気にしなくていい。次は環が犠牲になってく
1221:れるそうだからな」
1222:…………そこでさわやかに笑わないでください。
1223:b-kyouya_c1
1224:switch
1225:sure12
1226:switch
1227:bg58_a
1228:ガサッ。
1229:ハルヒ
Haruhi
1230:「……けっこう歩きましたねえ」
1231:結局、何の手がかりもないまま、ジャングルを
1232:抜けた。
1233:b-kyouya_c2
1234:b-kyouya_c2
1235:b-kyouya_c2
1236:鏡夜
Kyoya
1237:「今のところは、骨折り損、というところだな」
1238:b-kyouya_c2
1239:ガサッ。
1240:茂みがゆれ、また何か出てくるのかと、あわて
1241:て身構える。
1242:mitukuni_c
1243:mitukuni_c
1244:mitukuni_c
1245:bou_l
1246:光邦
Mitsukuni
1247:「あ、ハルちゃん!」
1248:mitukuni_c
1249:mitukuni_c
1250:takashi_c
1251:takashi_c
1252:takashi_c
1253:ハニー先輩の後ろから、モリ先輩も顔を出した。
1254:ハルヒ
Haruhi
1255:「ハニー先輩でしたか……。びっくりしました
1256:よ……」
1257:takashi_c
1258:tamaki_c
1259:tamaki_c
1260:tamaki_c
1261:環
Tamaki
1262:「そちらのほうは、何か見つかりましたか?」
1263:mitukuni_c
1264:光邦
Mitsukuni
1265:「なんにもないよ~。僕、おなかへってきちゃっ
1266:た……」
1267:どうやらハニー先輩たちのほうも空振りか
1268:あ……。
1269:ハルヒ
Haruhi
1270:「そういえば、もうすぐ夕方じゃないですか?」
1271:mitukuni_c
1272:光邦
Mitsukuni
1273:「そーだね。でも、まだ少し時間があるから、
1274:もう少しがんばる!」
1275:tamaki_c
1276:環
Tamaki
1277:「ハニー先輩の言う通り! さあ、気合を入れ
1278:なおして進むぞ!」
1279:tamaki_c
1280:takashi_c
1281:takashi_c
1282:takashi_c
1283:mitukuni_c
1284:光邦
Mitsukuni
1285:「ハルちゃんは、あんまり無理はしないでね」
1286:takashi_c
1287:崇
Takashi
1288:「……行くぞ、光邦」
1289:mitukuni_c
1290:takashi_c
1291:ハニー先輩たちと別れ、自分たちもしばらく捜
1292:索を続けることにした。
1293:bg52
1294:…………。
1295:bg59_a
1296:結局、何の手がかりも見つからなかった。
1297:switch
1298:ハルヒ
Haruhi
1299:「そろそろ集合場所に戻りましょうか」
1300:b-tamaki_c1
1301:b-tamaki_c1
1302:b-tamaki_c1
1303:環
Tamaki
1304:「……あともう少し」
1305:b-tamaki_c1
1306:tamaki_c
1307:tamaki_c
1308:tamaki_c
1309:kyouya_c
1310:kyouya_c
1311:kyouya_c
1312:鏡夜
Kyoya
1313:「環……。俺たちの戻りが遅れると、みんなに
1314:心配をかけるぞ」
1315:鏡夜先輩の言葉に、環先輩もしかたないといっ
1316:たふうにうなずき、自分たちは集合場所に向かっ
1317:た。
1318:tamaki_c
1319:kyouya_c
1320:switch
1321:sure25
1322:switch
1323:bg46_a
1324:…………。
1325:ジャングルのなかを歩いているような気分にな
1326:る。
1327:ハルヒ
Haruhi
1328:「おおげさな施設……」
1329:b-kaoru_c1
1330:b-kaoru_c1
1331:b-kaoru_c1
1332:馨
Kaoru
1333:「ちょっとしたレジャーランドってところだね」
1334:ハルヒ
Haruhi
1335:「ちょっとどころじゃないよ」
1336:b-kaoru_c1
1337:b-hikaru_c2
1338:b-hikaru_c2
1339:b-hikaru_c2
1340:光
Hikaru
1341:「ねえ、先輩たちもいないし、ちょっと遊んで
1342:いかない?」
1343:いつもの事ながら、この2人は遊ぶ事ばっかり。
1344:ハルヒ
Haruhi
1345:「遊びで来てるんじゃないんだから。まじめに
1346:捜してよ」
1347:……その、目的がちょっとこう、あいまいなと
1348:ころが多いんだけど。
1349:b-kaoru_c1
1350:b-hikaru_c2
1351:b-kaoru_c2
1352:b-kaoru_c2
1353:b-kaoru_c2
1354:b-hikaru_c1
1355:b-hikaru_c1
1356:b-hikaru_c1
1357:光&馨
Hikaru & Kaoru
1358:「つまんなーい」
1359:そうは言いながらも、2人ともちゃんと辺りを
1360:見てくれている。
1361:b-hikaru_c1
1362:光
Hikaru
1363:「……殿は今頃、どうしてるかな」
1364:b-kaoru_c2
1365:b-kaoru_c1
1366:b-kaoru_c1
1367:b-kaoru_c1
1368:b-kaoru_c1
1369:b-kaoru_c1
1370:b-kaoru_c1
1371:b-kaoru_c1
1372:馨
Kaoru
1373:「確実に鏡夜先輩に何か迷惑かけてるよね」
1374:b-hikaru_c1
1375:b-hikaru_c2
1376:b-hikaru_c2
1377:b-hikaru_c2
1378:b-hikaru_c2
1379:b-hikaru_c2
1380:b-hikaru_c2
1381:b-hikaru_c2
1382:光
Hikaru
1383:「言えてる」
1384:2人は、楽しそうに環先輩の話題で笑い合って
1385:いる。
1386:そういえば、どうして環先輩の事を光と馨は
1387:【殿】って言うのかな?
1388:b-hikaru_c2
1389:bikkuri1_l
1390:光
Hikaru
1391:「ん、何? どうして【殿】かって?」
1392:b-kaoru_c1
1393:馨
Kaoru
1394:「そりゃあ、……ね?」
1395:b-kaoru_c1
1396:b-hikaru_c2
1397:b-kaoru_c3
1398:b-kaoru_c3
1399:b-kaoru_c3
1400:b-hikaru_c3
1401:b-hikaru_c3
1402:b-hikaru_c3
1403:光&馨
Hikaru & Kaoru
1404:「あのしゃべり方、殿様じゃん!」
1405:switch
1406:ハルヒ
Haruhi
1407:「ふ~ん……」
1408:b-kaoru_c3
1409:b-hikaru_c3
1410:まあ、確かにおかしなしゃべり方だし、どこで
1411:日本語を習ったのか、興味は尽きないけど。
1412:bg57_a
1413:この辺りは足場がかなり悪い感じ、ちょっと油
1414:断すると転びそうだなあ。
1415:b-hikaru_c2
1416:b-hikaru_c2
1417:b-hikaru_c2
1418:光
Hikaru
1419:「おい、ハルヒ。大丈夫か?」
1420:光が自分に、手を伸ばしてきた。
1421:その手を……。
1422:いらない
1423:ありがとう
1424:switch
1425:select
1426:switch
1427:sure14
1428:switch
1429:sure15
1430:switch
1431:f2-6-32
1432:グラフキャラ
1433:ハルヒ
Haruhi
1434:「いらない。心配されるほど足場が悪いわけじゃ
1435:ないし」
1436:b-hikaru_c2
1437:そう言って、光の手を素通りする。
1438:が、言ったそばからその前で木の根につまずい
1439:てしまった。
1440:ハルヒ
Haruhi
1441:「わっ!?」
1442:b-hikaru_c3
1443:b-hikaru_c3
1444:b-hikaru_c3
1445:yama_r
1446:光
Hikaru
1447:「お、おいっ! 大丈夫か!?」
1448:b-hikaru_c3
1449:ev3030
1450:倒れそうなところを光に抱きとめられた。
1451:…………。
1452:断ったあとだから、さすがにちょっと気まず
1453:い……。
1454:光
Hikaru
1455:「ほら、最初から僕の言うことを聞いてれば良
1456:かったんだよ」
1457:……反論できない。
1458:さっき断っちゃったのも悪かったし……、ここ
1459:は素直にあやまろう。
1460:ハルヒ
Haruhi
1461:「ごめん。ありがとう、光」
1462:bikkuri1_l
1463:光
Hikaru
1464:「あ……」
1465:何だろう、光が少し驚いた顔をした。
1466:光
Hikaru
1467:「……あ、足場が悪いんだから注意しろよな!
1468:ったく……」
1469:bg57_a
1470:b-hikaru_c2
1471:b-hikaru_c2
1472:b-hikaru_c2
1473:光は怒ったように言うと、ふり払うように手を
1474:離した。
1475:…………。
1476:どうしたんだろ急に。変なの……。
1477:b-hikaru_c2
1478:switch
1479:sure16
1480:switch
1481:ハルヒ
Haruhi
1482:「ありがとう」
1483:b-hikaru_c2
1484:そう言って、素直に光の手を借りる。
1485:b-hikaru_c2
1486:b-hikaru_c1
1487:b-hikaru_c1
1488:b-hikaru_c1
1489:光
Hikaru
1490:「けっこう足場が悪いみたいだから、注意しろ
1491:よ」
1492:ハルヒ
Haruhi
1493:「うん、わかってる」
1494:確かに、ちょっと油断すると足をとられそうだ。
1495:b-hikaru_c1
1496:switch
1497:sure16
1498:switch
1499:結構な時間、あてもなく歩き続ける。
1500:b-kaoru_c1
1501:b-kaoru_c1
1502:b-kaoru_c1
1503:b-hikaru_c2
1504:b-hikaru_c2
1505:b-hikaru_c2
1506:光たちは口を休める事もなく、ずっと話し続け
1507:ていた。
1508:この2人は、生まれた頃からずっと一緒だから、
1509:寂しいって経験をした事がないのかもしれない。
1510:そう思うと、ちょっとだけうらやましく思えた。
1511:b-hikaru_c2
1512:b-hikaru_c1
1513:b-hikaru_c1
1514:b-hikaru_c1
1515:光
Hikaru
1516:「あーあ、なーんにも見つからないし」
1517:b-kaoru_c1
1518:b-kaoru_c2
1519:b-kaoru_c2
1520:b-kaoru_c2
1521:馨
Kaoru
1522:「誰もいないから、話も聞けないし」
1523:b-kaoru_c2
1524:b-hikaru_c1
1525:b-kaoru_c3
1526:b-kaoru_c3
1527:b-kaoru_c3
1528:b-hikaru_c3
1529:b-hikaru_c3
1530:b-hikaru_c3
1531:光&馨
Hikaru & Kaoru
1532:「お手上げって感じ?」
1533:ハルヒ
Haruhi
1534:「2人とも、そんな簡単にあきらめないでよ」
1535:b-kaoru_c3
1536:b-hikaru_c3
1537:ガサッ。
1538:b-mitukuni_c3
1539:b-mitukuni_c3
1540:b-mitukuni_c3
1541:big_hani1
1542:光邦
Mitsukuni
1543:「…………あ、ハルちゃん見ーつけた」
1544:ハルヒ
Haruhi
1545:「あっ、ハニー先輩」
1546:b-mitukuni_c3
1547:ガサッ。
1548:b-takashi_c1
1549:b-takashi_c1
1550:b-takashi_c1
1551:崇
Takashi
1552:「…………ん」
1553:ハルヒ
Haruhi
1554:「モリ先輩も」
1555:b-takashi_c1
1556:mitukuni_c
1557:mitukuni_c
1558:mitukuni_c
1559:takashi_c
1560:takashi_c
1561:takashi_c
1562:光邦
Mitsukuni
1563:「ん~、向こうの道が途中でつながってたんだ
1564:ねえ」
1565:takashi_c
1566:kaoru_c
1567:kaoru_c
1568:kaoru_c
1569:馨
Kaoru
1570:「ハニー先輩、何か収穫はありましたか?」
1571:mitukuni_c
1572:ase
1573:光邦
Mitsukuni
1574:「あ……、ごめんね。なんにも見つからなかっ
1575:たよ……」
1576:ハルヒ
Haruhi
1577:「いいえ、ハニー先輩があやまる事じゃありま
1578:せんよ。ねえ?」
1579:kaoru_c
1580:hikaru_c
1581:hikaru_c
1582:hikaru_c
1583:ase
1584:光
Hikaru
1585:「うん。だってこっちも収穫ゼロだから」
1586:switch
1587:mitukuni_c
1588:takashi_c
1589:takashi_c
1590:takashi_c
1591:崇
Takashi
1592:「そうか……」
1593:hikaru_c
1594:mitukuni_c
1595:mitukuni_c
1596:mitukuni_c
1597:光邦
Mitsukuni
1598:「そっかあ、それじゃあどっちが先に見つける
1599:か競争だね」
1600:mitukuni_c
1601:takashi_c
1602:takashi_c
1603:そう元気に言うと、ハニー先輩はまたジャング
1604:ルのなかに戻っていった。
1605:takashi_c
1606:takashi_c
1607:モリ先輩も自分たちに向かって軽く微笑むと、
1608:ハニー先輩のあとを追っていった。
1609:kaoru_c
1610:kaoru_c
1611:kaoru_c
1612:hikaru_c
1613:hikaru_c
1614:hikaru_c
1615:光&馨
Hikaru & Kaoru
1616:「いってらっしゃ~い」
1617:kaoru_c
1618:hikaru_c
1619:ハルヒ
Haruhi
1620:「結局、手がかりはなしか……」
1621:b-hikaru_c1
1622:b-hikaru_c1
1623:b-hikaru_c1
1624:光
Hikaru
1625:「考えててもしょうがないし、行こうよ」
1626:ハルヒ
Haruhi
1627:「そうだね」
1628:気を取り直して、再び自分たちは捜索を開始し
1629:た。
1630:b-hikaru_c1
1631:f2-6-32
1632:switch
1633:sure18
1634:switch
1635:sure17
1636:switch
1637:f2-6-35
1638:グラフキャラ
1639:こんなに蒸し暑いところを、ずっと歩いてると
1640:疲れるなあ……。
1641:ハルヒ
Haruhi
1642:「……ふう」
1643:b-kaoru_c1
1644:b-kaoru_c1
1645:b-kaoru_c1
1646:馨
Kaoru
1647:「どうしたのハルヒ?」
1648:ハルヒ
Haruhi
1649:「……ん、何でも……、ない」
1650:b-kaoru_c1
1651:b-hikaru_c2
1652:b-hikaru_c2
1653:b-hikaru_c2
1654:光
Hikaru
1655:「まさかとは思うけど、疲れたんじゃないよ
1656:ね?」
1657:b-kaoru_c1
1658:b-kaoru_c3
1659:b-kaoru_c3
1660:b-kaoru_c3
1661:馨
Kaoru
1662:「光……。ハルヒだっていちおう女の子なんだ
1663:から」
1664:b-hikaru_c2
1665:b-hikaru_c3
1666:b-hikaru_c3
1667:b-hikaru_c3
1668:光
Hikaru
1669:「あー、そうだった」
1670:ハルヒ
Haruhi
1671:「……悪かったね、『いちおう』で」
1672:b-hikaru_c3
1673:b-hikaru_c1
1674:b-hikaru_c1
1675:b-hikaru_c1
1676:光
Hikaru
1677:「それじゃあ、休憩にする?」
1678:b-kaoru_c3
1679:b-kaoru_c2
1680:b-kaoru_c2
1681:b-kaoru_c2
1682:馨
Kaoru
1683:「そうだね、ハルヒも疲れてるみたいだし」
1684:b-kaoru_c2
1685:b-hikaru_c1
1686:hikaru_c
1687:hikaru_c
1688:hikaru_c
1689:光
Hikaru
1690:「馨はハルヒと待っててよ。僕はちょっと周り
1691:を見てくるから」
1692:b-kaoru_c2
1693:kaoru_c
1694:kaoru_c
1695:kaoru_c
1696:馨
Kaoru
1697:「気をつけてね、光」
1698:hikaru_c
1699:hikaru_c
1700:kaoru_c
1701:大丈夫と片手を上げると、光は茂みのなかに姿
1702:を消していった。
1703:ハルヒ
Haruhi
1704:「光、1人で大丈夫なのかな……」
1705:kaoru_c
1706:b-kaoru_c1
1707:b-kaoru_c1
1708:b-kaoru_c1
1709:馨
Kaoru
1710:「同じようなところばっかり歩いてたから、気
1711:にしてるんだよ」
1712:ハルヒ
Haruhi
1713:「あれ? そうなの?」
1714:b-kaoru_c1
1715:馨
Kaoru
1716:「気づいてなかったんだ……、ハルヒ」
1717:ハルヒ
Haruhi
1718:「……あははは」
1719:b-kaoru_c1
1720:b-kaoru_c2
1721:b-kaoru_c2
1722:b-kaoru_c2
1723:馨
Kaoru
1724:「……ま、いいけどね」
1725:b-kaoru_c2
1726:そう言いながら、馨はその場に座り込む。
1727:b-kaoru_c1
1728:b-kaoru_c1
1729:b-kaoru_c1
1730:馨
Kaoru
1731:「ハルヒも座ったら? 疲れてるでしょ」
1732:switch
1733:ハルヒ
Haruhi
1734:「うん、そうする」
1735:えっと、どこかもたれられるようなところ
1736:は……。
1737:……。
1738:ハルヒ
Haruhi
1739:「ごめん馨、ちょっと背中を借りるね」
1740:b-kaoru_c1
1741:馨
Kaoru
1742:「背中……?」
1743:b-kaoru_c1
1744:ev4010
1745:bikkuri2_r
1746:馨
Kaoru
1747:「ちょ、ちょっとハルヒっ」
1748:ev8041
1749:ハルヒ
Haruhi
1750:「少しだけ背中、貸してて」
1751:馨
Kaoru
1752:「…………」
1753:ハルヒ
Haruhi
1754:「水着だからどこにも寄りかかれないし……」
1755:さすがに寝転ぶわけには行かないし、木に寄り
1756:かかったら痛そうだしね。
1757:馨
Kaoru
1758:「……別にいいけど、【貸し】だからね」
1759:ハルヒ
Haruhi
1760:「それなら、馨も自分に寄りかかれば?」
1761:馨
Kaoru
1762:「……そうだね」
1763:突然、目の前の茂みが揺れた。何だろう?
1764:馨
Kaoru
1765:「――!」
1766:bg57_a
1767:b-kaoru_c2
1768:b-kaoru_c2
1769:b-kaoru_c2
1770:あわてて馨が立ち上がる。
1771:馨
Kaoru
1772:「……光」
1773:switch
1774:b-kaoru_c2
1775:kaoru_c
1776:kaoru_c
1777:kaoru_c
1778:hikaru_c
1779:hikaru_c
1780:hikaru_c
1781:光
Hikaru
1782:「向こう側に脇道があった。行ってみよう」
1783:hikaru_c
1784:bou_r
1785:光
Hikaru
1786:「……ん? 馨、顔赤いけどどうしたの?」
1787:kaoru_c
1788:馨
Kaoru
1789:「何でもないよ……」
1790:kaoru_c
1791:hikaru_c
1792:switch
1793:sure18
1794:switch
1795:進んでも進んでも、変化のないジャングル。
1796:ガサッ。
1797:b-kaoru_c3
1798:b-kaoru_c3
1799:b-kaoru_c3
1800:b-hikaru_c3
1801:b-hikaru_c3
1802:b-hikaru_c3
1803:yama_l
1804:yama_r
1805:馨
Kaoru
1806:「今度は何?」
1807:光
Hikaru
1808:「ワニだったりして」
1809:ハルヒ
Haruhi
1810:「ないない」
1811:b-kaoru_c3
1812:b-hikaru_c3
1813:茂みのなかから現れたのは――。
1814:tamaki_c
1815:tamaki_c
1816:tamaki_c
1817:bou_l
1818:環
Tamaki
1819:「おっ、そこにいるのは!」
1820:tamaki_c
1821:tamaki_c
1822:kaoru_c
1823:kaoru_c
1824:kaoru_c
1825:hikaru_c
1826:hikaru_c
1827:hikaru_c
1828:光&馨
Hikaru & Kaoru
1829:「なんだ殿か」
1830:kaoru_c
1831:hikaru_c
1832:tamaki_c
1833:kyouya_c
1834:kyouya_c
1835:kyouya_c
1836:鏡夜
Kyoya
1837:「……ここはこう繋がっていたのか」
1838:tamaki_c
1839:kyouya_c
1840:b-tamaki_c1
1841:b-tamaki_c1
1842:b-tamaki_c1
1843:heart_r
1844:環
Tamaki
1845:「ハルヒ~! 再会できて俺はうれしいぞ! 
1846:さあ、一緒に進もうか!」
1847:kaoru_c
1848:kaoru_c
1849:kaoru_c
1850:hikaru_c
1851:hikaru_c
1852:hikaru_c
1853:光
Hikaru
1854:「だから、それだと別行動の意味ないじゃん」
1855:馨
Kaoru
1856:「さ、殿はあっち! ほら行って!」
1857:b-tamaki_c1
1858:kaoru_c
1859:hikaru_c
1860:b-kyouya_c1
1861:b-kyouya_c1
1862:b-kyouya_c1
1863:ハルヒ
Haruhi
1864:「鏡夜先輩。何か手がかりはありましたか?」
1865:b-kyouya_c1
1866:b-kyouya_c2
1867:b-kyouya_c2
1868:b-kyouya_c2
1869:鏡夜
Kyoya
1870:「今のところはないな。その様子だと、そっち
1871:もなさそうだな」
1872:ハルヒ
Haruhi
1873:「……はい」
1874:b-kyouya_c2
1875:tamaki_c
1876:tamaki_c
1877:tamaki_c
1878:環
Tamaki
1879:「がっかりすることはないぞ。日が暮れるまで
1880:まだ時間はあるのだ。行こう、鏡夜」
1881:b-kyouya_c2
1882:kyouya_c
1883:kyouya_c
1884:kyouya_c
1885:鏡夜
Kyoya
1886:「……ああ。お前たちも、集合の時間には遅れ
1887:るなよ」
1888:tamaki_c
1889:kyouya_c
1890:b-kaoru_c2
1891:b-kaoru_c2
1892:b-kaoru_c2
1893:b-hikaru_c1
1894:b-hikaru_c1
1895:b-hikaru_c1
1896:光&馨
Hikaru & Kaoru
1897:「はーい、お達者で~」
1898:switch
1899:さて、とりあえず夕暮れまでもう少し。頑張っ
1900:て捜してみよう。
1901:b-kaoru_c2
1902:b-hikaru_c1
1903:bg52
1904:……。
1905:bg59_a
1906:ハルヒ
Haruhi
1907:「そろそろ時間だよね」
1908:b-kaoru_c1
1909:b-kaoru_c1
1910:b-kaoru_c1
1911:b-hikaru_c2
1912:b-hikaru_c2
1913:b-hikaru_c2
1914:光
Hikaru
1915:「戻ろうか?」
1916:馨
Kaoru
1917:「そうだね……」
1918:結局、半日ムダにしちゃったなあ……。
1919:b-kaoru_c1
1920:b-hikaru_c2
1921:switch
1922:sure25
1923:switch
1924:bg47_a
1925:……ここ、本当に温泉?
1926:mitukuni_c
1927:mitukuni_c
1928:mitukuni_c
1929:takashi_c
1930:takashi_c
1931:takashi_c
1932:hani1
1933:光邦
Mitsukuni
1934:「すぐに見つけられると思うよ~。ね、崇」
1935:takashi_c
1936:崇
Takashi
1937:「……ああ」
1938:この2人は本当にマイペース。
1939:mitukuni_c
1940:takashi_c
1941:b-mitukuni_c1
1942:b-mitukuni_c1
1943:b-mitukuni_c1
1944:big_hani1
1945:ハニー先輩は、いつもの調子で鼻歌まじりに、
1946:ジャングルのなかをスキップしている。
1947:b-mitukuni_c1
1948:b-mitukuni_c3
1949:b-mitukuni_c3
1950:b-mitukuni_c3
1951:光邦
Mitsukuni
1952:「だから、ハルちゃんもそんな心配しないで」
1953:そう言われても、自分はそんなにお父さんにつ
1954:いては心配してないんだけど。
1955:……こう見えて、ハニー先輩はけっこう本気で
1956:お父さんの事を心配しているらしい。
1957:b-mitukuni_c3
1958:b-takashi_c1
1959:b-takashi_c1
1960:b-takashi_c1
1961:モリ先輩も口数は少ないものの、目つきは真剣
1962:だ。2人とも常に周囲に目を光らせているのが
1963:わかる。
1964:そういえば、ぜんぜん似てないけど、この2人
1965:は親せき同士なんだよね……。
1966:b-takashi_c1
1967:b-mitukuni_c2
1968:b-mitukuni_c2
1969:b-mitukuni_c2
1970:光邦
Mitsukuni
1971:「それに、悪い人が出てきても、崇と一緒にやっ
1972:つけるからね」
1973:b-mitukuni_c2
1974:b-takashi_c1
1975:b-takashi_c1
1976:b-takashi_c1
1977:崇
Takashi
1978:「……問題ない」
1979:そうだ、ハニー先輩もモリ先輩も武道の達人で、
1980:ものすごく強いんだった。
1981:b-takashi_c1
1982:bg49_a
1983:b-mitukuni_c2
1984:b-mitukuni_c2
1985:b-mitukuni_c2
1986:bou_l
1987:光邦
Mitsukuni
1988:「わーっ、海みたいだよ!」
1989:b-mitukuni_c2
1990:その声に視線を向けると、その先には砂浜が
1991:広がっていた。ハニー先輩は走って、波打ち
1992:際に近づく。
1993:……温泉になぜ砂浜が?
1994:ハニー先輩は、波打ち際で何か拾い集めている
1995:みたいだけど……。
1996:気にしない
1997:気になる
1998:switch
1999:select
2000:switch
2001:sure20
2002:switch
2003:sure21
2004:switch
2005:いちいち気にしててもしょうがないか。
2006:波にさらわれるわけでもないし。とりあえず見
2007:えるところにいるからいいかな。
2008:そう思っていると、ハニー先輩は再びこちらに
2009:戻ってきた。
2010:b-mitukuni_c3
2011:b-mitukuni_c3
2012:b-mitukuni_c3
2013:big_hani1
2014:光邦
Mitsukuni
2015:「ハルちゃん、あとで一緒に潮干狩りしよう。
2016:カニとかもいるかも!」
2017:……ここって温泉、だよね?
2018:b-mitukuni_c3
2019:switch
2020:sure22
2021:switch
2022:f2-6-53
2023:グラフキャラ
2024:気になってそばへ行くと……。
2025:ev5030
2026:yama_bou_l
2027:光邦
Mitsukuni
2028:「ね、ね、ハルちゃん。コレっ!」
2029:ハルヒ
Haruhi
2030:「いっぱいありますねえ」
2031:ハニー先輩の手の平には、貝殻がたくさんあっ
2032:た。
2033:光邦
Mitsukuni
2034:「好きなのあげるから選んでいいよ」
2035:ハルヒ
Haruhi
2036:「そうですか? それじゃあ……」
2037:どれにしようかな?
2038:タッチグループ
2039:switch
2040:switch
2041:光邦
Mitsukuni
2042:「くすぐったいよ」
2043:switch
2044:光邦
Mitsukuni
2045:「そこじゃないよ~」
2046:switch
2047:光邦
Mitsukuni
2048:「ん~」
2049:switch
2050:光邦
Mitsukuni
2051:「それ、かわいいでしょ」
2052:fg05
2053:ev5031
2054:ハルヒ
Haruhi
2055:「そうですね」
2056:光邦
Mitsukuni
2057:「えへ♪ ……やっと笑ってくれた」
2058:bg48_a
2059:b-mitukuni_c2
2060:b-mitukuni_c2
2061:b-mitukuni_c2
2062:ハニー先輩、自分を元気付けるために貝殻を集
2063:めてくれてたんだ……。
2064:b-mitukuni_c2
2065:b-mitukuni_c1
2066:b-mitukuni_c1
2067:b-mitukuni_c1
2068:光邦
Mitsukuni
2069:「ねえねえ、ハルちゃん。あとでカニとか探し
2070:てみようね」
2071:ハルヒ
Haruhi
2072:「はい、自分はホタテとかウニも見つかるとう
2073:れしいですね」
2074:b-mitukuni_c1
2075:switch
2076:sure22
2077:switch
2078:bg57_a
2079:……どれくらい歩いただろう?
2080:手がかりもまったく見つからないし、誰もいな
2081:いので人に聞くこともできない。
2082:なんだか、ものすごくムダに歩きまわっている
2083:気がしてきた。
2084:ガサッ。
2085:茂みをかきわけてでてきたのは――。
2086:tamaki_c
2087:tamaki_c
2088:tamaki_c
2089:bou_l
2090:環
Tamaki
2091:「あれ……? ハルヒ……」
2092:tamaki_c
2093:tamaki_c
2094:mitukuni_c
2095:mitukuni_c
2096:mitukuni_c
2097:光邦
Mitsukuni
2098:「あっ、タマちゃん!」
2099:mitukuni_c
2100:kyouya_c
2101:kyouya_c
2102:kyouya_c
2103:鏡夜
Kyoya
2104:「……ここはこう繋がっていたのか」
2105:tamaki_c
2106:kyouya_c
2107:b-tamaki_c1
2108:b-tamaki_c1
2109:b-tamaki_c1
2110:kira
2111:環
Tamaki
2112:「これは、運命の再会だな。……しかたない、
2113:共に行こうではないか」
2114:mitukuni_c
2115:mitukuni_c
2116:mitukuni_c
2117:光邦
Mitsukuni
2118:「ダメだよタマちゃん。それじゃ別行動してる
2119:意味がなくなっちゃうでしょ?」
2120:takashi_c
2121:takashi_c
2122:takashi_c
2123:崇
Takashi
2124:「光邦の言う通りだ」
2125:b-tamaki_c1
2126:mitukuni_c
2127:takashi_c
2128:b-kyouya_c1
2129:b-kyouya_c1
2130:b-kyouya_c1
2131:ハルヒ
Haruhi
2132:「鏡夜先輩。何か手がかりはありましたか?」
2133:b-kyouya_c1
2134:b-kyouya_c2
2135:b-kyouya_c2
2136:b-kyouya_c2
2137:鏡夜
Kyoya
2138:「今のところはないな。その様子だと、そっち
2139:もなさそうだな」
2140:ハルヒ
Haruhi
2141:「……はい」
2142:b-kyouya_c2
2143:b-takashi_c1
2144:b-takashi_c1
2145:b-takashi_c1
2146:崇
Takashi
2147:「まだ時間はある。環、鏡夜……、頼む」
2148:b-takashi_c1
2149:b-mitukuni_c1
2150:b-mitukuni_c1
2151:b-mitukuni_c1
2152:big_hani1
2153:光邦
Mitsukuni
2154:「こっちは僕たちにまかせてね」
2155:b-mitukuni_c1
2156:b-tamaki_c2
2157:b-tamaki_c2
2158:b-tamaki_c2
2159:環
Tamaki
2160:「……わかりました。ハルヒ、心配するな。
2161:必ず見つかる」
2162:ハルヒ
Haruhi
2163:「……はい」
2164:b-tamaki_c2
2165:再び別れて、自分たちは探索へと向かった。
2166:f2-6-53
2167:switch
2168:sure24
2169:switch
2170:sure23
2171:switch
2172:f2-6-55
2173:グラフキャラ
2174:bg57_a
2175:――あれ?
2176:しばらく歩いていると、いつの間にかお湯が足
2177:首まで増水している。
2178:b-mitukuni_c1
2179:b-mitukuni_c1
2180:b-mitukuni_c1
2181:heart_r
2182:big_hani1
2183:光邦
Mitsukuni
2184:「あったかいねえ」
2185:ハニー先輩は、楽しそうに足でお湯をはじく。
2186:b-mitukuni_c1
2187:ハルヒ
Haruhi
2188:「水着に着替えてて良かった。――って、どん
2189:どん水位が上がってません?」
2190:さすがにこの広さなんだから、おぼれる事はな
2191:いだろうけど……。
2192:b-takashi_c2
2193:b-takashi_c2
2194:b-takashi_c2
2195:崇
Takashi
2196:「向こうに休憩所がある」
2197:ハルヒ
Haruhi
2198:「それじゃあとりあえず、あそこに行きましょ
2199:う」
2200:なんだかのぼせてきた感じがするし、休憩する
2201:にはちょうどいいかな……。
2202:b-takashi_c2
2203:bg60_a
2204:…………。
2205:なんだか、頭がぼーっとする……。
2206:b-mitukuni_c3
2207:b-mitukuni_c3
2208:b-mitukuni_c3
2209:big_hani2
2210:光邦
Mitsukuni
2211:「ふにゅ~」
2212:b-mitukuni_c3
2213:休憩所に入ると同時に、ハニー先輩は椅子にご
2214:ろんと横になってしまった。
2215:自分も少し疲れたっていうか、眠いっていう
2216:か……。
2217:b-takashi_c1
2218:b-takashi_c1
2219:b-takashi_c1
2220:モリ先輩が自分の隣にすっと座った。
2221:b-takashi_c1
2222:ev6030
2223:kira
2224:崇
Takashi
2225:「ハルヒ、今日は疲れただろう?」
2226:ase
2227:ハルヒ
Haruhi
2228:「……は、はあ」
2229:heart_r
2230:崇
Takashi
2231:「ふふ、かわいいヤツだな。さあ、俺の腕のな
2232:かでおやすみ」
2233:……?
2234:switch
2235:ase
2236:ハルヒ
Haruhi
2237:「あ、あの……、モリ先輩」
2238:kira
2239:崇
Takashi
2240:「どうしたんだ、ハルヒ?」
2241:ハルヒ
Haruhi
2242:「……いえ、何も」
2243:もしかして、もう自分は眠ってて夢を見ている
2244:のかもしれない。
2245:……。
2246:せっかくだから、このまま少し寝よう。
2247:bg52
2248:目が覚めたら、いつものモリ先輩に戻るのか
2249:な……?
2250:bg60_a
2251:b-mitukuni_c1
2252:b-mitukuni_c1
2253:b-mitukuni_c1
2254:光邦
Mitsukuni
2255:「ねえねえ、ハルちゃん……。おきてよ~」
2256:ハルヒ
Haruhi
2257:「ん……、ハニーせんぱ……」
2258:b-mitukuni_c1
2259:光邦
Mitsukuni
2260:「ちょっと、お昼寝しちゃったね」
2261:b-mitukuni_c1
2262:mitukuni_c
2263:mitukuni_c
2264:mitukuni_c
2265:takashi_c
2266:takashi_c
2267:takashi_c
2268:崇
Takashi
2269:「…………」
2270:ハルヒ
Haruhi
2271:「……モリ先輩、さっき……」
2272:目が覚めると、モリ先輩は完全にいつもの様子
2273:に戻っている。
2274:mitukuni_c
2275:光邦
Mitsukuni
2276:「崇はねえ、ねむいときはあんなふうになるん
2277:だよ」
2278:ハルヒ
Haruhi
2279:「……そうなんですか?」
2280:takashi_c
2281:崇
Takashi
2282:「…………いや」
2283:ハルヒ
Haruhi
2284:「知らないみたいですけど……?」
2285:mitukuni_c
2286:光邦
Mitsukuni
2287:「おぼえてないだけだもん」
2288:switch
2289:ハルヒ
Haruhi
2290:「…………」
2291:モリ先輩は、眠くなるとさわやかになる……、
2292:か。
2293:……。
2294:あ、すっかりお湯がひいてる。
2295:ハルヒ
Haruhi
2296:「それじゃあ、行きましょうか」
2297:mitukuni_c
2298:光邦
Mitsukuni
2299:「うん!」
2300:takashi_c
2301:崇
Takashi
2302:「……ああ」
2303:mitukuni_c
2304:takashi_c
2305:switch
2306:sure24
2307:switch
2308:bg57_a
2309:改めてジャングルを探索していると――。
2310:ガサッ。
2311:がさっと茂みがゆれた。今度は何か出てくるの
2312:かと思ったら……。
2313:kaoru_c
2314:kaoru_c
2315:kaoru_c
2316:hikaru_c
2317:hikaru_c
2318:hikaru_c
2319:光&馨
Hikaru & Kaoru
2320:「よ~ハルヒ!」
2321:kaoru_c
2322:hikaru_c
2323:b-mitukuni_c3
2324:b-mitukuni_c3
2325:b-mitukuni_c3
2326:big_hani1
2327:光邦
Mitsukuni
2328:「あ、ヒカちゃんとカオちゃんだ」
2329:b-mitukuni_c3
2330:さっきの環先輩たちと同じく、光たちのコース
2331:もこことつながっていたらしい。
2332:お互いに情報を交換するものの、やはり手がか
2333:りはゼロ。
2334:ハルヒ
Haruhi
2335:「はあ……、やっぱり」
2336:b-takashi_c1
2337:b-takashi_c1
2338:b-takashi_c1
2339:崇
Takashi
2340:「日が暮れるまでまだ時間はある」
2341:ハルヒ
Haruhi
2342:「そうですね。じゃあ、もう少しお願い……」
2343:b-takashi_c1
2344:kaoru_c
2345:kaoru_c
2346:kaoru_c
2347:hikaru_c
2348:hikaru_c
2349:hikaru_c
2350:光
Hikaru
2351:「おー、またあとでな」
2352:馨
Kaoru
2353:「きっと見つかるよ」
2354:kaoru_c
2355:hikaru_c
2356:bg52
2357:……。
2358:bg59_a
2359:光たちと別れたあと、しばらく捜し続けたけれ
2360:ど、何も見つからなかった。
2361:ハルヒ
Haruhi
2362:「……戻りましょうか」
2363:mitukuni_c
2364:mitukuni_c
2365:mitukuni_c
2366:takashi_c
2367:takashi_c
2368:takashi_c
2369:光邦
Mitsukuni
2370:「ごめんね、見つけられなくて」
2371:takashi_c
2372:崇
Takashi
2373:「……すまない」
2374:ハルヒ
Haruhi
2375:「いえ、そんな……」
2376:mitukuni_c
2377:takashi_c
2378:switch
2379:sure25
2380:switch
2381:bg50_b
2382:合流場所で無事に全員そろったけど、収穫は何
2383:もなかった。
2384:b-tamaki_c1
2385:b-tamaki_c1
2386:b-tamaki_c1
2387:環
Tamaki
2388:「…………」
2389:みんな、かなりクタクタに疲れているのが顔
2390:を見てわかる。なんだか、申し訳ない気持ち
2391:になってきた。
2392:b-tamaki_c1
2393:ハルヒ
Haruhi
2394:「はあ……」
2395:b-kaoru_c1
2396:b-kaoru_c1
2397:b-kaoru_c1
2398:b-hikaru_c2
2399:b-hikaru_c2
2400:b-hikaru_c2
2401:光
Hikaru
2402:「どうしよっか……?」
2403:馨
Kaoru
2404:「うん……」
2405:b-kaoru_c1
2406:b-hikaru_c2
2407:b-mitukuni_c1
2408:b-mitukuni_c1
2409:b-mitukuni_c1
2410:光邦
Mitsukuni
2411:「僕、おなかすいちゃった……」
2412:b-mitukuni_c1
2413:b-takashi_c1
2414:b-takashi_c1
2415:b-takashi_c1
2416:崇
Takashi
2417:「大丈夫か」
2418:b-takashi_c1
2419:ハルヒ
Haruhi
2420:「場所を間違えたのかなあ……」
2421:b-mitukuni_c3
2422:b-mitukuni_c3
2423:b-mitukuni_c3
2424:bou_l
2425:光邦
Mitsukuni
2426:「……あれっ?」
2427:b-mitukuni_c3
2428:mitukuni_c
2429:mitukuni_c
2430:mitukuni_c
2431:takashi_c
2432:takashi_c
2433:takashi_c
2434:崇
Takashi
2435:「どうした、光邦」
2436:mitukuni_c
2437:光邦
Mitsukuni
2438:「あんなところに、封筒があるよ」
2439:ハルヒ
Haruhi
2440:「……こんなところに?」
2441:mitukuni_c
2442:takashi_c
2443:封筒はあのときに渡されたものと同じで、あて
2444:先には『藤岡ハルヒ様』とだけ書いてある。
2445:なかには『×』印の書かれた地図が入っていた。
2446:場所を確認すると、どうやら誰も捜していない
2447:ところみたいだった。
2448:ハルヒ
Haruhi
2449:「……最初に見つけてれば良かったですね」
2450:b-tamaki_c1
2451:b-tamaki_c1
2452:b-tamaki_c1
2453:環
Tamaki
2454:「過ぎたことを言ってもしかたがなかろう。
2455:とにかく行くぞ! 桜蘭ホスト部、出動だ!」
2456:b-tamaki_c1
2457:環先輩のひと声で、ぞろぞろと地図の場所へと
2458:歩き出した。
2459:bg66_b
2460:いかにも怪しい洞窟の入り口に到着。
2461:こんなところがあったんだ……。
2462:switch
2463:b-tamaki_c3
2464:b-tamaki_c3
2465:b-tamaki_c3
2466:環
Tamaki
2467:「いいか皆の衆、この先にどんな危険が待ち受
2468:けているやもしれん――」
2469:b-tamaki_c3
2470:話している環先輩の横を通り過ぎ、ハニー先輩、
2471:モリ先輩、鏡夜先輩の順に洞窟に入っていく。
2472:kaoru_c
2473:kaoru_c
2474:kaoru_c
2475:hikaru_c
2476:hikaru_c
2477:hikaru_c
2478:光&馨
Hikaru & Kaoru
2479:「じゃあ殿、お先にー」
2480:kaoru_c
2481:hikaru_c
2482:光と馨が洞窟に入ると、話を無視された環先輩
2483:が洞窟の脇でひざを抱えてすねてしまった。
2484:b-tamaki_c3
2485:b-tamaki_c3
2486:b-tamaki_c3
2487:環
Tamaki
2488:「…………」
2489:ハルヒ
Haruhi
2490:「行かないんですか?」
2491:b-tamaki_c3
2492:環
Tamaki
2493:「……行く」
2494:b-tamaki_c3
2495:bg64_a
2496:…………。
2497:bg65_a
2498:……。
2499:bg63_a
2500:b-mitukuni_c1
2501:b-mitukuni_c1
2502:b-mitukuni_c1
2503:bou_r
2504:光邦
Mitsukuni
2505:「あれえ、もう行き止まりだ」
2506:b-mitukuni_c1
2507:b-takashi_c2
2508:b-takashi_c2
2509:b-takashi_c2
2510:崇
Takashi
2511:「…………ん」
2512:ハルヒ
Haruhi
2513:「何かありました?」
2514:モリ先輩の差し出した物は――。
2515:ハルヒ
Haruhi
2516:「……お父さんのだ」
2517:自分が小学生のときに、プレゼントしたイヤリ
2518:ング。
2519:b-takashi_c2
2520:b-tamaki_c1
2521:b-tamaki_c1
2522:b-tamaki_c1
2523:環
Tamaki
2524:「ハルヒ……」
2525:ハルヒ
Haruhi
2526:「……手がかりも見つかりましたから、今日は
2527:もうお終いにしましょうか」
2528:b-tamaki_c1
2529:環
Tamaki
2530:「それでいいのか? ……やっと手がかりが見
2531:つかったんだぞ?」
2532:ハルヒ
Haruhi
2533:「何も見つからないよりは、安心できましたよ」
2534:b-tamaki_c1
2535:switch
2536:sure26
2537:switch
2538:bg61_c
2539:鏡夜先輩の案内で、近くの別荘にホスト部一同
2540:はたどりついた。
2541:b-ryouji_a1
2542:b-ryouji_a1
2543:b-ryouji_a1
2544:bou_l
2545:蘭花
Ranka
2546:「あ~ら、ハルヒ~。遅かったわね~?」
2547:ハルヒ
Haruhi
2548:「お父さん!」
2549:#Color[7]#Scale[1.8]事件解決?
2550:b-ryouji_a1
2551:蘭花
Ranka
2552:「お先してま~す」
2553:b-ryouji_a1
2554:ryouji_a
2555:ryouji_a
2556:ryouji_a
2557:tamaki_b
2558:tamaki_b
2559:tamaki_b
2560:環
Tamaki
2561:「お父さん……、事情を――」
2562:ryouji_a
2563:ikari
2564:蘭花
Ranka
2565:「気安くお父さんなんて呼ばないでくれるかし
2566:ら」
2567:tamaki_b
2568:yama_r
2569:環
Tamaki
2570:「うっ……」
2571:tamaki_b
2572:ryouji_a
2573:b-kyouya_b2
2574:b-kyouya_b2
2575:b-kyouya_b2
2576:鏡夜
Kyoya
2577:「――事情は、俺のほうから説明しよう」
2578:リサーチをかねて、公開前のスパリゾートにお
2579:父さんを招待することになったとき、せっかく
2580:だから自分も――、という展開になって……。
2581:普通に招待しても断るだろうから、ミステリー
2582:ツアーの仕掛けを考えて、わざわざ誘拐なんて
2583:いうことで――。
2584:今回の一件が計画された……。思い返してみれ
2585:ば、鏡夜先輩が休みの過ごし方を聞いたときか
2586:ら、始まってたんだ。
2587:…………やれやれ。
2588:……。
2589:b-kyouya_b2
2590:b-ryouji_a1
2591:b-ryouji_a1
2592:b-ryouji_a1
2593:蘭花
Ranka
2594:「……怒ってる?」
2595:ハルヒ
Haruhi
2596:「…………少し」
2597:なんにもなくて良かったけど……。
2598:ハルヒ
Haruhi
2599:「もうこんなことしないでよ。心配したんだか
2600:ら」
2601:b-ryouji_a1
2602:蘭花
Ranka
2603:「ハルヒ……、ごめんね」
2604:ハルヒ
Haruhi
2605:「もういいですよ」
2606:b-ryouji_a1
2607:b-tamaki_b1
2608:b-tamaki_b1
2609:b-tamaki_b1
2610:環
Tamaki
2611:「いちおう……、良かったんだよな?」
2612:switch
2613:ハルヒ
Haruhi
2614:「人騒がせなことに巻き込まれて、1日を無駄
2615:に過ごしたことを除けばですけど」
2616:b-tamaki_b1
2617:環
Tamaki
2618:「……よし。ならば、明日の日曜日を有意義に
2619:過ごそうではないか!」
2620:b-tamaki_b1
2621:b-kaoru_b3
2622:b-kaoru_b3
2623:b-kaoru_b3
2624:b-hikaru_b3
2625:b-hikaru_b3
2626:b-hikaru_b3
2627:光&馨
Hikaru & Kaoru
2628:「さんせーい」
2629:b-kaoru_b3
2630:b-hikaru_b3
2631:b-mitukuni_b3
2632:b-mitukuni_b3
2633:b-mitukuni_b3
2634:big_hani1
2635:光邦
Mitsukuni
2636:「わーーーい!」
2637:b-mitukuni_b3
2638:……できれば自分は、帰って掃除と洗濯がした
2639:いんですけど。
2640:b-ryouji_a1
2641:b-ryouji_a1
2642:b-ryouji_a1
2643:蘭花
Ranka
2644:「たまにはいいんじゃないの」
2645:ハルヒ
Haruhi
2646:「お父さん……」
2647:b-ryouji_a1
2648:蘭花
Ranka
2649:「のんびりしようね?」
2650:ハルヒ
Haruhi
2651:「……うん」
2652:b-ryouji_a1
2653:switch
2654:sure27
2655:switch
2656:bg62_c
2657:……誘拐なんておかしいとは思ってたけど、ま
2658:さか自分をここに連れてくるためのウソだった
2659:なんて。
2660:まあせっかくきたんだし、温泉に入るのは楽し
2661:みだけど。
2662:明日はお父さんとのんびりして……、帰ったら
2663:スーパーに行って、掃除と洗濯しないと。
2664:……。
2665:眠くなってきた……。
2666:パソコンのチェック、しておかないと……。
2667:グラフキャラ
2668:グラフ経過
2669:……今日は本当に、疲れたなあ。
2670:switch
2671:sure28
2672:switch
2673:switch