0:ev6010
1:崇
Takashi
2:「…………」
…………
3:モリ先輩は壁にヒジをつくと、少し屈むように'
(Mori-Senpai put his elbow on the wall, crouching a little.)
4:して自分に顔を近づける。
(His face is so close to mine.)
5:ハルヒ
Haruhi
6:「あのー……」
U-um...
7:モリ先輩が何をしたいのか、ちっとも分からな
(I have no clue what Mori-Senpai is trying to do.)
8:いんですけど……。
It's okay though...
9:ハルヒ
Haruhi
10:「自分は、何かすればいいんでしょうか?」
"I, I need to ask you something?"
11:崇
Takashi
12:「……怖く、ないか」
"....something?"
13:ハルヒ
Haruhi
14:「はあ、別に……」
"well, it's nothing...."
15:崇
Takashi
16:「…………」
…………
17:……モリ先輩は自分を怖がらせてどうしたいん

18:だろう。それに、何をすればいいのかもよく分

19:からないし。

20:――あ。もしかして、小百合を強引に誘ったと

21:ころを真嶋君に助け出させようとするつもりじゃ

22:ないのかな。

23:このあいだ見たドラマの展開だけど、そんな気

24:がする。もしかしたらモリ先輩も見てたのかも。

25:とりあえず、この体勢から――。
(Anyway, this position...)
26:崇
Takashi
27:「やはり、俺では駄目か……」
"Of course, I can help...."
28:ハルヒ
Haruhi
29:「駄目じゃないとは思いますけど、モリ先輩っ
I don't think it's hard though, Mori-Senpai.
30:て大きくて……。その、強そうだから――」
Because your body looks so big and strong...
31:言葉を選びました

32:ハルヒ
Haruhi
33:「ドラマみたいな展開を期待しても、失敗する

34:かもしれませんよ?」

35:ev6011
36:崇
Takashi
37:「そういうものなのか」

38:ハルヒ
Haruhi
39:「それにこんなやり方は、モリ先輩には似合い

40:ませんよ」

41:崇
Takashi
42:「……そうか」
.... I see.